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お茶についての基礎知識


日本のお茶の歴史はいつから? 日本茶と紅茶と烏龍茶の違いは?

昔も今も注目されるお茶の効能
日本のお茶の歴史は、奈良時代の初期、中国から仏教とともに伝わったのが始まりで、当時は万能の薬(不老長寿の仙薬)として珍重されました。
現在、全世界の学会で日本緑茶は注目されています。1杯のお茶には、数多くの医薬成分が含まれており、これらが日本緑茶特有の香味も引き出しています。日本緑茶を飲んでいるだけで、お茶の中の様々な成分により体調が整えられ、健康維持に大いに役立っているのです。
昔からお茶は「百薬の長」「養生の仙薬」と言われていますが、現在も各界の学者や専門家よって、次々とお茶の新たな効能が立証されています。
お茶の種類は大きく3つ!
お茶は、一般的に緑茶、紅茶、ウーロン茶の3つのタイプに分類されます。
基本的にお茶の木は同じですが、その土地の気候によって様々なタイプのお茶が生産されてきました(長年の間に、各種品種改良されています)。

紅茶は、暑い気候の地域で、生葉が完全に発酵してできたお茶です。製造過程では、茶葉を完全に発酵させてから乾燥させます。主な原産国は、インドやスリランカ、ケニア、インドネシアなどです。

ウーロン茶は、紅茶が栽培される地域ほど気温が高くない環境で、半発酵の状態でできたお茶です。製造過程では、茶葉を半発酵の状態で、発酵を止め、乾燥させます。
「ウーロン茶」は漢字で「烏龍茶」と書きます。一般的なウーロン茶は、茶葉の色が茶色ですが、中には発酵の程度の違いで、緑色のウーロン茶もあります。原産地で有名なのは台湾ですが、今ではその他の広い地域で生産されています。

緑茶は、今まで紹介した2種のお茶と違い、発酵していないお茶のことを言います。製造過程では、収穫された茶葉を発酵させないよう、すぐに蒸気で蒸して乾燥させます。一般的に蒸し時間は30秒~2分で、この時間により「浅蒸し茶」や「深蒸し茶」に分類されます。発酵させないことにより緑色が残るため「緑茶」と呼ばれます。しかし、日本緑茶のように、非常に鮮やかな緑色が残る緑茶は、日本独自の技術で開発されたもので、全世界でも、唯一日本しかありません。また、全世界の学会で日本緑茶が一番多くの医薬成分を含んでいることが立証されて、注目されています。