基礎構の期 2003年~2009年
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2003年は、引き続きHACCP認証取得に向けた取り組みを行いました。総合衛生管理委員会の発足をはじめ、社員のHACCP教育が推進され、また、これに伴い一層の投資もなされました。

2005年には、企業価値を生み出す人材の育成を図るべくビジネススクールが開校しました。全社員が参加できることはもちろん、開始当初は外部の方の参加も受け入れていました。大学教授、飲料メーカーの経営者・製造責任者などを講師に招き、社員教育に努めました。現在、次世代のリーダーが各部門で輩出されているのは、このビジネススクールの成果であることは言うまでもありません。また、同年には、緑地公園「ハルナコミュニティガーデン」を整備し、地域・社会貢献を行いました。

2006年、ハルナグループは10周年を迎えました。社員は150人を超え、全社のIT化が進み、そして、念願の全工場においてHACCPの承認を受けるなど、10周年を祝うべく実りの1年となりました。

2007年、飲料メーカーへのOEM事業を行っていたオーパイが民事再生法の適用を申請。6月に、ハルナはオーパイと事業契約を結び、100%子会社であるタニガワビバレッジに事業譲渡先を決定し、新生タニガワビバレッジが発足しました。このとき、全従業員の雇用を確保。これに伴い、社員はほぼ倍増の330人となりました。この年より、年末の全体会議開催がスタートしました。また、フランス・パリにハルナヨーロッパが設立され、世界へと目を向け始めた年でもありました。 2008年は、世界経済が一気に低迷。米リーマン・ブラザーズの経営破綻が引き起こした「リーマンショック」が起こりました。アメリカ型の経営、金融至上主義が音を立てて崩れていくなか、日本企業も大いなる影響を受けました。その一方で、BRICsを代表とする新興国の台頭が始まります。ハルナにおいては、この年より、CSR報告書を発行することになりました。

2009年は、ハルナの組織再編の年でした。新たに小出信介が社長に就任し、青木清志は会長に就任しました。